アンドロメダ瞬


おかまおたく「きゃーーーー!!!瞬ちゃんだわ!!いったいいつの間に現れたの?ねえ!
ねえ!」
普通のおたく「お前な。『聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編』や映画版『天界篇 序章』
を知らんのか?」
おかまおたく「わたしにとっての瞬ちゃんは『黄金十二宮編』の瞬ちゃんだけヨ!!
あのアフロとの一輝・・・いや一騎討ち、もうケナゲすぎるわーーーーーー!!!」
おかまおたく「もうこうして瞬ちゃんを目の前で見られるだけでわたし、し・あ・わ・せ
!!」
普通のおたく「おまえの審美眼はその程度のものか。」
おかまおたく「なによお!!あんた!?あたしにケンカ売ってる気!?」
普通のおたく「まあ、冷静になれ。まず瞬の眼を良く見てみろ。はっきり言って瞬に
してはキツい目つきじゃないか?もっとこうおどおどした感じが瞬の魅力だろ?」
おかまおたく「う・・・瞬ちゃんはテレビシリーズ終了後10年たって精神的成長
を遂げたのだわ!!だからお眼眼もパッチリと!!」
普通のおたく「それから『髪』の表現がおおざっぱすぎるな。」
おかまおたく「なによう!!『髪』なんかそんなに精巧に作れるもんじゃないわよ!!」
普通のおたく「それとポーズだがこれも瞬らしくないポーズだ。こんなにしっかり立ってたことが一度でもあったか?このポーズは紫龍のほうが向いてるな。」
おかまおたく「紫龍なんてあんな露出狂と瞬ちゃんをいっしょにしないでよ!!」
普通のおたく「とにかくこのフィギュアは『いまいち』だ。」
おかまおたく「うきーーーー!!!あたしがせっかくUFOキャッチャーで取ったのに!!
もう・・・・許さん!!!」
普通のおたく「ぐわ!!おかまを怒らせると怖いということ忘れてた!!」
おかまおたく「てめえ!この野郎!!ぶちのめしてやる!!!」
(どんがらがっしゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!)
というわけで。
聖闘士星矢』「永遠ブルー」シリーズ・フィギュアのレビューでした。
注>「永遠ブルー」シリーズはアテナ・聖矢・瞬・一輝・紫龍・氷河の六体組み合わせて
ジオラマを作ることができます。さあ君もUFOキャッチャーへGO!だ!!

デロリンマン


デロリンマン「ひとびとよ!!魂のふるさとへ帰れ〜!!」
ひとびと「うるせえぞ!!このジジイ!!」
デロリンマン「おお!!これは漫画『デロリンマン』の復刻版!!これがあれば
現代の子供たちにもわたしの活躍を知ってもらえるであろう!!」
オロカメン「オロカモノメ!!」
デロリンマン「その声は・・・オロカメン!!」
オロカメン「『デロリンマン』などというマイナーな漫画は真に金のあるマニア
だけが読んでいればそれでよい!!復刻版など必要はない!!」
デロリンマン「しかし・・・わたしは現代の子供たちにも知って欲しいのだ・・・
わたしが過去にどのように「愛」のために戦ったかを!!」
オロカメン「オロカモノメ!!人間を動かすのは愛ではない!!力だ!!資本主義社会
において力ある者とはすなわち金のある者!!金のある者のみが『デロリンマン
を読めばよい!!見よ!!古書業界を!!少年マガジン版『デロリンマンサンコミックス
版『デロリンマン』ともに二万円以上の高値が付いている!!この値段についてゆける
者だけが『デロリンマン』を読む資格を得るのだ!!」
デロリンマン「オロカメン!!わたしはそうは思いません!!愛に勝てる力などこの世
には存在しません。わたしは『デロリンマン』の復刻版を出版した「さくら出版」に
心から喝采を送りたい!!
オロカメン「オロカモノメ!!その「さくら出版」版復刻『デロリンマン』でさえも
もうすでにプレミアがついているのだ!!いつの世も強き者は笑い、弱き者は泣く!!
それがこの世の道理だ!!」
デロリンマン「オロカメン!!あなたは悪魔だ!!」
オロカメン「いや!!魂の勝利者だ!!」
デロリンマン「わたしは信じるぞ・・・人間の愛を誠を真実を・・・この21世紀
わたしの戦いは始まったばかりだ!!」
オロカメン「オロカモノメ!!」
(夕日に向かって走り去ってゆくデロリンマン。それを見ながらなぜか涙を流している
オロカメン。)
というわけで〜
さくら出版ジョージ秋山著『愛蔵版デロリンマン』全3巻のレビューでした。
(上の写真はさくら出版版『デロリンマン』全3巻。下の写真はオロカメンの
肖像(筋肉少女帯のCDジャケットより。)です。
<おしまい>

ブライアン・イーノ


影姫「貴方、このCDはなんですの?」
黒猫館館長「このCDはブライアン・イーノの『ネロリ』だ。」
影姫「イーノといえば元ロックミュージシャンでその後環境音楽に転身した人ですね。」
館長「そのとおりだ。イーノは環境音楽の父とも呼ばれている。」
影姫「日本にも『環境音楽』の有名な人はいますね。「中村由利子」さんとか
「マーパ」とか。寺山修司天井桟敷で活躍していたJ・A・シーザーなども環境音楽
に近いものを感じますね。」
館長「いや、シーザーは環境音楽とはいわないだろう。だいたいテンポが速すぎる。」
影姫「すると環境音楽の定義とはなんなんでしょうね?」
館長「私観だがそれはゆっくりしたテンポで無機質な質感のある音楽ではないか?
と思う。そういう意味では「中村由利子」や「マーパ」はちょっと違うな。」
影姫「無機質な質感といえばキューブリックの『2001年宇宙の旅』でクラシック
が使用されていましたね。あの音楽も相当「無機質」な感じがしました。」
館長「うむ。無機質というニュアンスは『SF』というものに繋がっているのかも
しれぬな。『2001年宇宙の旅』に出てきた宇宙船内部は確かに無菌室のように
「無機質」な質感であった。」
影姫「とにかく。日常の疲れを癒すには環境音楽が一番いい感じですね。歌謡曲
やロックは「興奮する」かもしれませんが「癒される」という感じではないですね。」
館長「確かにそのとおりだ。イーノの音楽を聴いていると自分の精神の深みに降りてゆく
気がする。そういう体験は他の音楽ではとても無理だ。」
影姫「それでは今夜は『ネロリ』を流しながら寝ることにしましょうか。」
館長「それもいいな。では今夜も遅くなった。寝室に行こう。明日も早い。」
というわけで。
ブライアン・イーノネロリ』のレヴューでありした。
(写真は1993年に発売された『ネロリ』の洋盤です。現在でも入手可能かは不明です。)

女囚さそり


土野雨郎「おんち、、、これはまた・・・きれーなおねいつあんがこのような
ことをしてはいかん。いかんぞーーーーー。」
映画おたく「なにコーフンしてんのよ!?アメローさんよ。」
土野雨郎「女のひとがこのようなきかないことをしては・・・・でも。ちょっぴり。
うれしかったりする。くひーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
映画おたく「だからなんだってええのお!?」
土野雨郎「伊藤俊也監督『女囚さそり』の話だす!!」
映画おたく「いかにもおまえの好きそうな映画だな。」
土野雨郎「くひーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!図星!!!
と。気をとりなおして。やはりこの映画の人気には『梶芽衣子』タソの影響が大きい
のかと。黒いコート。つば広の帽子。瞬間ギラリと光る眼。これこそ「ダークヒロイン」
の名にふさわしい!!
映画おたく「それじゃ『さそり』の人気は梶一人のおかげだってわけか?」
土野雨郎「違うだす!!!違うだす!!!もちろん伊藤俊也監督の斬新な演出、
特撮ヒーロー番組でおなじみの菊池俊輔氏の音楽も忘れてはならぬものだす!!」
映画おたく「ほーーー。入れこんどるな。おまえ。」
土野雨郎「それと!!重要なのは脇役の存在、シリーズを通じて登場した女優タソ
白石加代子賀川雪絵、李礼仙、などなど〜。の迫力の女優タソたちが梶タソ
のライバルとして登場するだす!!この興奮!!ゴジラキングコングもまっさお
を強烈なカードだす!!!ほえーーーーーーー!!!
映画おたく「そろそろまとめろ。」
土野雨郎「1970年代の反体制ムード漂う雰囲気をこの映画から感じて欲しい
だす。殺伐としていたが愛のある時代、それが1970年代というものだす!!」
映画おたく「愛だと・・・ふふ。おまえまだひとつ『願望』を隠しているな?」
土野雨郎「な!なんだす!?」
映画おたく「ごまかすなつーーーーーーーーの!!!おまえの願望とは梶のドス
でドスッと刺されてみたい!!そうだろ!?え!!!」
土野雨郎「くひーーーーーーーーーーーーーーー!!!図星!!!梶タソのドス
がわだすの腹にドスッと食い込む!!噴出す血糊!!!鮮血のエクスタシー!!!
これぞ愛だす!!まぎれもない愛だす!!!それはあたかも処女を男に捧げる
清純な乙女のごとく!!!くはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
映画おたく「こ・・・この、、、変態オヤジがああああああああああ!!!」
(どんがらがっしゃ〜〜〜〜〜〜〜ん!!!)
というわけで〜。
なつかし邦画『女囚さそり』のレビューでした〜!!
(書影は同人誌『女囚さそり超百科』です。)

雨宮じゅん(週末限定・今夜は18禁)ぱあと2


久保君(美少年16歳)「はあッ!!はあッ!!雨宮先生の黒いハイレグのレオタード・・・
汗のにおい・・・とっても気持いい・・・」
(体育館隅にある女子更衣室でイケナイ行為をしている久保君)
久保君「ああ・・もう・・・もう・・・だめ・・・」
(コツ・・・コツ・・・コツ・・・)
久保君「ああ!!誰か来る!!」
(バアン!!)←ドアが開く音
雨宮先生「久保君。あなたはここでなにをしているのかしら?」
久保君「あ、あの、ボク・・・」
雨宮先生「さあ!なにをしていたのかはっきりいいなさい!!」
久保君「・・・うッうッ・・・雨宮先生のレオタードでオ○ニーしてました・・・」
雨宮先生「ふふ。久保君。本当はそんなことじゃものたりないのじゃなくって?」
久保君「え?先生!?」
雨宮先生「はっきり言いなさい!!あなたはわたしのレオタードを着てみたいんでしょ!?」
久保君「・・・はい・・・雨宮先生のレオタードをピッタリと身に付けて・・・そして・・」
雨宮先生「そして、なんなの!?さあおいいなさい!!」
久保君「女の子になりたいです。・・・」
雨宮先生「思ったとおりだわ。・・・着替えなさい・・・」
カット〜〜〜〜〜〜〜!!!これ以上は各自脳内補完するように!!!
変態女教師シリーズ第二弾でした〜!!!
(書影は雨宮じゅん『CASE B〜変態女教師Ⅲ』久保書店発行、です。

馬鹿について

馬鹿者「ほにゃららら〜〜〜〜〜〜〜〜うほ〜〜〜〜〜ん!!本!!本!!」
知恵者「たまには本を読め。そうそればおまえも馬鹿からわたしのような知恵者になることが
できるだろう。」
馬鹿者「このーーーー本は〜〜〜『馬鹿について』!!くふーーーーーーー!!!」
知恵者「おまえに読ませるためにそこに置いたのだ。」
馬鹿者「むにむに・・・ひょえ〜〜〜〜〜〜〜ん!!!くるくる!!!」
知恵者「いかん!!本の内容が難かしすぎてさらに馬鹿になったのか!?」
馬鹿者「うおっほん。知恵者よ。おまえのような者を『知能が高すぎる馬鹿』と
呼ぶのだ。この本の第三章にそう書いておる。」
知恵者「では、おまえは馬鹿ではないのか!?」
馬鹿者「わたしはこの本を読んで知能が低すぎる天才となった。」
知恵者「な・・・なにィ!!!それほどまでの効果がこの本に!!!ではわたしも!!!」
馬鹿者「馬鹿め・・・」
知恵者「ほにゃららら〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!うほ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!
ボコは知能が高すぎる馬鹿となったびーーーーーーーー!!!」
馬鹿者「そういうものを世間では『天才バカボン』と呼ぶのだ。」
(ほにゃ〜〜〜〜ん!!ふほ〜〜〜〜ん!!きえ〜〜〜〜ん!!)
というわけで〜。ホルスト・ガイヤー著『馬鹿について』(創元社)のレヴューでした〜〜!!
<おしまい>